思考断片

商品が自然に本来的に持っている販売力というか、需要というか、そんなものの半分ぐらいのボリュームで売れてくれれば、それでいいと思ます。

 

 少しでも人様の役に立てればと、ない知恵を絞って、これまで多くの商品やサービスを考えて発表し、多少の営業もしてきました。IT分野での商品やサービスがほとんどですので、一番コストがかかるシステム開発の部分が、社内で安くできるという事情もあり、頭と時間さえ費やせば、あまり開発費をかけずに商品やサービスを生み出せたことは、運が良かったと思っています。
 当然ながら、そうした商品やサービスのすべてが、うまくいくはずもないのですが、それらの中のいくつかは、お陰様で、それなりに利益を生み出しながら、継続可能な状態になっています。
 そして、最近思うことがあります。新しい商品やサービスを考えているときに、何者にも代えがたい喜びを感じる私にとって、生み出した商品が自然に本来的に持っている販売力というか、需要というか、そんなものの半分ぐらいのボリュームで売れてくれて、購入したお客さんが満足し、その結果として、関わっている業者さんやスタッフが応分の報酬を得て、私にも応分のお金が残るのなら、それがある意味、ひとつの理想形なのではないかと...。
 ものを考えることがこの上なく好きな私としては、無理のある、そして多くのしがらみを生み出すような過剰な営業は、ともすれば、お客さんにも、スタッフにも、そしてこの私にも、大きなストレスになってしまいますし、決していいことはないと思うのです。
 売上を倍にしたいと思ったら、倍営業するのではなく、今の倍売れるように商品を改良するか、今の商品と同じくらい売れる商品をもう一つ考えればいいのだと思います。
 以上、あくまで、私の主観ですが...。

[2014/09/22]

INFORMATION

小平隆一
(James Odaira)
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住
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