思考断片

これってどういうこと?

 

パンの品質自体は、それほど違わない2軒のベーカリーがあって、1軒は繁盛店で、もう一軒は閑古鳥が鳴いているっていうことがたまにある。これってどういうこと?

店の雰囲気って大事だし、店員さんの笑顔や爽やかな声、そして、店内各所に施された心温まる飾り付け、等々...いろいろ大切なことはある。

同じパンでも、心がわくわくしながら買ったり、食べたりした方が美味しく感じるし、パンの品質は、人間が感じ取って始めて、美味しさなどとして実体あるものとなることを考えると、買うときや食べるときの雰囲気は、極めて大切だ。

店の飾り付けや、商品の陳列方法、ポップやプライスカートの内容や置き方などで、店がお客さんを迎えるということは、要するにお客さんをもてなすということであり、それを繰り返すことで、お客さんの中に、店に対する信用が生まれて来るんだと思う。

信用があれば、商品の品質を素直に、そして最大限に評価してもらえるし、さらには、店が思いもよらなかった価値をお客さんの方で見出してくれることだってある。

でも、信頼を勝ち取るには、ある程度の時間が必要だ。

いい商品を作っているのに売れないのは、この辺の事情か関係しいるのかも知れない。

[2014/03/06]

INFORMATION

小平隆一
(James Odaira)
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住
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