月刊ブランスリー鬼のデスク

自分が作ったパンを食べた人がどんな顔をするか?

 

こんにちは。ブランスリー7月号の記事がぼちぼち上がってきました。お店拝見は、今回は、千葉県のベーカリー、サフランさんが新しくオープンした「サフランズカフェ」を取り上げます。

パン屋さんがある程度軌道に乗ってくると、カフェを始めるケースが多いようです。やはりパンを作ってお客さんに販売するだけではなく、お客さんがパンを食べるシーンにまで直接関わりたいという欲求があるのでしょうか。

自分が作ったパンをお客さんがどんなふうにして食べるのかは、やはりすごく気になるのだろうなと思います。レジで精算し、パンが入った袋を持って店を出たお客さんのあとをそっとつけて、家までついていきたいと思っているパン屋さんは多いのではないでしょうか?

できるものなら、居間にまで入っていって、自分が作ったパンが、どのように扱われ、どのように食卓に並んで、どのように食べられ、食べた人はどんな表情をするのかを、きっと見届けたいのだと思います。

カフェって、そんなパン屋さんの欲求をある程度満たしてくれるのではないでしょうか?

[2014/05/29]

INFORMATION

小平隆一
(James Odaira)
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住
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