思考断片

小さな努力に意味を見失いそうになるとき

 

目標に向かって努力を続けることは、決して容易なことではない。特に、日々行っていることが一つ一つ小さな行動に見えると、それが本当に意味のあることなのか、疑問や不安が湧いてくる。すぐに目に見える成果が現れないため、続ける意欲を保つのが難しくなるのだ。

あるパン屋の店主は、雨の日に来店客のために店内にハンドタオルを置いたという。売上に直結するわけではないが、客にとても喜ばれたと語る。そのような細やかな配慮が積み重なることで、店の「総合力」が高まり、結果としてリピーターを生む力になるという。

目立たない工夫でも、お客様の心に届けば、それは確かな価値になるのだ。もし目標達成に必要な力が「100」で、一つの行動の効力が「1」であるとわかっていれば、100回その行動を積み重ねればいい。そう考えることで、いま自分がどこまで来ているのかが見えるようになり、進んでいる実感が得られる。

それがモチベーションを保つ支えになる。小さな行動や努力がすぐに形になるとは限らないけれど、ゴールをイメージして継続していく姿勢こそが、大きな成果への一番の近道なのだ。

[2025/08/21]

INFORMATION

小平隆一
(James Odaira)
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住
こののアバターは、ネット空間における社長の姿です。J社長と呼んでください。積極的に情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

J社長の出演動画