思考断片

安倍元首相がが銃撃された事件に想う

 

 安倍元首相が、参院選の応援演説中に銃撃され、お亡くなりになりました。心から哀悼の意を表したいと思います。

 私はかなりのショックを受け、呆然とする時間が数日間、断続的に続きました。何か心にぽっかりと穴が開いたような感覚が一定時間おきに襲ってきて、少し変な感じが続いていました。

 テレビのニュースで、銃撃現場に設けられた献花台に花を手向けに来た若い男性がインタビューに応えて、「有名人が亡くなったというより、なにか親戚のおじさんが亡くなったような感じがする」と言っていましたが、まさにこれが安倍元首相の多くの国民に対する在り方だったように思います。

 私は、特定の支持政党は持たず、選挙の際は、その時々の情勢の中で、最もいい仕事をしてくれそうな人を自分なりに選んで投票していますが、私にとっての安倍元首相は、私と意見が違うところで反対するよりも、私と意見が同じ事柄を探して応援したくなる、そんな存在でした。

 所詮政治は、政党間の権力闘争という側面が大きいのでしょうが、安倍元首相は、そんな中で、野党の主張の中にも、受け入れられる点を探して取り込もうという姿勢があったように、私には見えていました。

[2022/08/20]

INFORMATION

小平隆一
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住