思考断片

Youtube普及のインパクトは、産業革命が世の中に与えたそれよりはるかに大きい

 

世の中の情報流通事情は、インターネットの普及で、大きく変化したが、その中でもYoutubeの普及が与えたインパクトは、おそらく18世紀後半から始まった産業革命が世の中に与えたそれよりはるかに大きい。いまやユーチューバーは、子供が将来就きたい職業ランキングの上位に常に入っている。

ユーチューバーはどれくらい稼ぐのだろうか。ある国政政党の党首が自分のチャンネルで2019年8月に稼いだ広告掲載料は1247万円だそうだ。彼のその当時のチャンネル登録者数は調べていないが、現在のそれは、53万6000人だ。一方で、チャンネル登録者2千数百人のあるお騒がせ系ユーチューバーの現在の広告配信による収入は月4万円前後だという。

極端な比較をしたが、一般的にYoutubeを始めてチャンネル登録者1000人を達成するのは、簡単なことではない。

いずれにしても、Youtubeの普及が、情報発信の既得権者の立場を脅かしているのは確かだ。というかその既得権自体の意味がなくなっていく予感がそこら中に漂っている。

この情報革命のカオスの中で、人々の情報の質を見極める能力が鍛えられ、世の中が正しい方向に進んでいくことを願うばかりだ。

[2022/11/20]

INFORMATION

小平隆一
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住