思考断片

「あなたの会社は客との接し方を教えてくれないのか」と言いたくなってしまう

 

人間、歳を重ねてくると、不愉快な思いはしたくないという願いが一層強くなってくるもので、特に客として扱われる色々な場面で、無礼な物言いや振る舞いをされると、どうにも怒りが収まらなくなる。

改めて考えてみると、不愉快な思いをさせられるのは、店員が客に対するリスペクトを持ち合わせていない場合だ。要するに店員が上から目線なのだ。私の場合、一年に一度ぐらいはそういうケースに出くわしてしまう。

「あなたの会社は客との接し方を教えてくれないのか」と言いたくなってしまうが、相手に不愉快な思いをさせない接客ができる能力は、持って生まれた才能によるところが大きいと思う。プロとして自分の専門の分野で深い知識があるかどうかなどということより、本質的な部分で腰が低いかどうかにかかっているような気がする。

例えばホテルのフロントスタッフが、事務処理に多少の不手際があったとしても、腰が低くて申し訳なさそうな感じが出ていれは、まったく不愉快ではないし、客としてできることがあればしようとさえ思う。

接客と言えば、コンビニやスーパーの店員の接客に比べたら、リテールベーカリーの店員の接客は、断然いいと思う。私はかなり頻繁にリテールベーカリーでパンを買うが、店員の接客で不愉快に感じたことは、今のところ一度もない。

[2023/01/22]

INFORMATION

小平隆一
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住