思考断片

日本をここまで没落させた犯人

 

当社は2月末決算で、決算書提出の期限が4月末なので、この文章を書いている4月10日前後は、税理士さんが求める資料を集めるのに一苦労したりと、何かと大変な思いをしている。

急いでいるときにやたらとイライラするのが、銀行や税務署の顧客のことをほぼ一切考えていない自分たち本位の運営システムだ。

銀行のネットバンキングのアカウントから、通帳の記帳内容をCSV形式でダウンロードしようとしたら、2カ月前までしか遡れないことが判明。「これから資料をもらいに行く」と伝えると、「正午から1時まではお昼休憩で営業していません」と悪びれることもなく自然な口調で言ってのけた。

管轄の税務署に、当社の前期の税務内容に関する事柄について訪ねると、「会社の電話から社長がかけてもらえないと伝えられない」。「本人確認なら、信販会社のように、本人しか知り得ない情報を聞いて答えてもらえばいいのではないか。頭を使ってもっと合理的にやってほしい」と言うと、さんざん待たされた後、提案した方法で本人確認を行ってくれて、必要な情報を提供してくれた。

中小企業の社長の手間をいかに少なくして会社の業績を上げてもらい、ひいては日本経済を活性化させるか、という視点が彼らには微塵もない。日本をここまで没落させたのは、彼らの非によるところが大きいと確信した。

[2023/04/20]

INFORMATION

小平隆一
(James Odaira)
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住
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